トップ > コラム > コラム No.469
 
トップ > コラム > コラム No.469

#469 / 2006.07.22

エルゴノミクス

クルマには、さまざまなエルゴノミクス(人間工学)が取り入れられています。

例えばシート。
前後にスライドするだけでなく、背もたれ角度や座高まで調節できます。
また、運転中にお尻や背中が滑りにくい素材でできています。
シートとあわせて、ステアの上下位置を調節することで、適切なドラポジがとれます。

実は、運転にはこれが一番大事なのです。
身体の大きさは十人十色ですが、ドライバー一人ひとりに対応できるシートじゃなければいけません。
しかもただ座るだけでなく、正しいドラポジがとれてはじめて安全運転ができるのです。
そのうえ、運転中に正しいドラポジを維持できなければいけません。

よくシートを倒していたり、ビニールをかけっぱなしで運転している人がいます。
また、めんどくさがって調節をしないで運転している人もいます。
せっかくエルゴノミクスを考えて作られているのに、非常にもったいないことです。

シートだけではありません。
そのスイッチは、押しやすい形状か。
説明書がなくても直感で操作できるか。
あるいは、表示される文字は視認性が高く読みやすいか。

見るべきは、単に使えるだけでなく、どれだけ負担のかからない機能かどうかです。
多機能やデザインに目を奪われる前に、今後どれだけ負担をかけずに済むかを考えることです。

選ぶ前こそ冷静に考え直してみる。
これは言ってみれば、結婚と同じです。

多少の欠点はかわいいもの、なんていう人は、間違いなく後悔します。
「多少のかわいい」も、毎日見てたら必ずうとましく感じる時がきます。
そうなってから失敗したと騒いでも、自業自得と諭されるだけです。

自分をパートナーに合わせようとするよりも、自分に合うパートナーを選びましょう。

どれだけ、自分の融通が通るか。
どれだけ、自分が無理せずに済むか。
そう考えるとエルゴノミクスは、自分の選択に大きく左右されるものなのかもしれません。

自分になじめるパートナーを選ぼう。

サイト内リンク