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#430 / 2005.10.22

不可視ストレス

ストレスは目に見えません。

例えば、クルマを走らせている時、クルマとドライバーはそれぞれストレスを受けています。
クルマには、空気抵抗、路面のすべりやすさ、雨や雪、それに虫など。
ドライバーには、疲労、体調不良、または精神的なストレスなど。
同乗者によっては、しつこく話しかけられて不快だの、お客や上司だから気が気でないなどあります。

ことストレスにおいては、目に見えるものは少なく、むしろ目に見えないものだらけです。

走る当事者にとっては、結構なストレスです。
しかし見えないものだけに、外からは淡々と走っているだけにしか見えません。

それだけでは、ありません。
他人だけでなく自分も見えていないということは、自分が何によって負担を感じているかも見えにくいのです。
その見えないものに対するイライラが、さらにあなたの負担になっていきます。
しかし、外からは見えないのです。

なかには、自分はこれだけのストレスに晒されていると言う人がいます。

その気持ち、わからないでもありません。
あれもこれも、自分の負担を増やすばかり。
だからその負担をわかってほしい、と。

しかし、それはカッコ悪いです。

あなたの視点で見れば、あなたのストレスはわかるでしょう。
でも、あなたの訴えを聞く人には、あなたの知らないその人なりのストレスがあるはずです。
それも見ないで、あなたの都合勝手に訴えることは、聞く人にとってあらたな負担になりかねません。

まず、あなたなりのストレス対策をやってみることです。

クルマだったらタイアを替えたり、エアロパーツをつけてみたりする。
体力的な疲労だったら、休憩をいれてみる。
もしあなたの精神的なトラブルだったら、それを避けるか正面きってブチ壊していくことです。

これでストレス解消できるのなら、それにこしたことはありません。

大事なことは、いつまでもストレスにとらわれないことです。
自分はこんなにもストレスを受けているんだからそれをわかってよ、なんてのは、子供の発言です。

見えないストレスも、自分で飲みこもう。

追記(2005.10.22記)

それでもダメなら、相談してみるといいかもね。
抱え込むのも、またストレスですから。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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