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#404 / 2005.04.28

希望ナンバー

1998年5月、全国26地域ではじまった希望ナンバー制度。
およそ1年後に他地域でも実施され、2005年1月からは軽自動車でも希望ナンバーが取得できるようになりました。

なかでも、1、7、8、88、333、555、777、888、1111、3333、5555、7777、それと8888の13通りは抽選で決定されます。
また品川、横浜、名古屋、大阪、神戸については、77や1122など別途、抽選希望ナンバーを設定する予定です。

希望ナンバー制が浸透して、思い思いの番号を見るようになりました。
1122(いい夫婦)や2525(ニコニコ)、あるいはその車種を示唆させる番号をよく見かけますが、 とくによく見かけるのは、ドライバーの誕生日と思しき番号です。

つけてはいけない訳ではありませんが、防犯対策として考えた時、よろしいものではありません。

昨日、郵便局に行った時、こんな紙がありました。
「郵便貯金キャッシュカードの暗証番号には生年月日以外のものを!」

それによれば、通帳やカードの盗難・紛失で被害に遭った人達の約80%が自分の生年月日を暗証番号にしていたとのことです。
生年月日だけではありません。
電話番号やクルマのナンバー4桁、あるいは住所の地番など、第三者が推測しやすい4桁を暗証番号にしてしまうと、 それだけでカモにされる危険性が高まります。

たまたま郵便局でしたが、金融機関や会社のシステムを操作する時のパスワードでも同じです。
安易に自分を特定させるような番号は、「どうぞ盗んでください」と言っているようなものです。
自分が被害者でありながら自分に非がある、という泣くに泣けない状況にもなりえます。

ここで考えるべきは、選択の自由を楽しむ前に対策はとっていますかということです。

いまや、車上荒らしは当たり前になってしまいました。

そこで財布やカードを盗んでは、何くわぬ顔で引きおろしに行く。
クルマのナンバーと同じ番号を入力したら、それで認証されてしまいました。

こうして、あなたのお金が全部なくなります。

もし、あなたが被害者になったら、血相変えて銀行に怒鳴りこみに行きますか?
でも銀行は、あなたのカードを持っていてあなたの暗証番号を知っている人に対し、希望額を引きおろしただけです。

盗んだ犯人も悪いけれど、悟られるような番号をつけたあなたも悪いのです。
こういった事態にならないように、認証させにくい暗証番号をつけていますか、といいたいのです。
見渡せば会社のパソコンですら、付箋紙にパスワードを書いて貼ってしまう人がいます。
それと同じで、第三者に自分の権利を奪いやすくさせてはいけません。

クルマの話に戻りますが、誕生日だけでなく、好きな番号をクルマのナンバーにして構わないのです。
ただしその時は、カードの暗証番号とつけたナンバーが異なっているか思い出してみてください。
同じだったら、早めに暗証番号を変えたほうがよいでしょう。

要はあらかじめ手を打ってしまう、というごく単純な話です。

なににおいてもそうなのです。

ことが起きてから、「なんで守ってくれなかったんだ?!」という前に、 今、自分が無防備でいないかを見直してみてください。

周辺から固めよう。

追記(2005.04.28記)

こないだ見かけたナンバー。
8787(はなはな)ってなんかいいね。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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