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#40 / 2001.07.23

「主観」の問題点

つい最近、大人気ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズの10作目が発売されました。
横で見せてもらっただけなんですが、それは本シリーズ最高傑作だけでなく、ゲーム史上最高傑作です。
髪1本すらリアルに描き出す画力。
部屋の両端から響き渡るような臨場感あるサウンド。
オペラを思わせる、やさしくも力強いBGM。
そして、垣間見られるキャラクター一人一人の個性。

製作費40億円とアナウンスされたこのゲームは、もはや映画作品です。

作品中では、幾多の人物が登場します。
主人公はもちろん、同行する仲間、倒すべき相手、それから街で出会うエキストラまで幅広いです。
当然、個々が持つ主観は皆が同じではありません。
誰かがAと言えば、ある人はnotAだったり、あるいはB、もしかしたらA’かもしれません。

つまりは「一意見にくくれないこともある」ということです。
これは、現実世界でもまったく同じです。

さて。

私は時々、クルマ評論なる記事を読むことがあります。
要は、クルマ評論家達が市販車を試乗してみて、他車と比較したり論じたりする記事です。
当分はクルマを購入する気がない私ですが、読んでみると擬似所有体験が出来るので、なかなか楽しいです。

しかし、一面的な主観に基づいた評論家が多いように思えてなりません。

そこは評論ですから、多少の主観が入った記事になるのはやむを得ないでしょう。
もちろん主観は、評論家の本音ですから、ユーザに注意点として伝われば、その評論は活かされます。

ただ、何も知らない読者相手だと、批評内容を鵜呑みにしてしまいます。
評論家の意見は重いのです。

皆さんはありませんか、店員さんのオススメを買ってしまった経験を。
私はあります。
今使っているパソコンがそうです。
本当は、もっと安い機種にしようと思って物色していました。
ディスプレイが綺麗なこちらがいいですと勧められたのが現パソコンです。

家電やクルマはよっぽど知識がないと、自信がなくなります。
そういうときこそ、知ったかぶりや詐欺師に注意しなければなりません。
つけ込まれないように猛勉強するか、相手にしないで自分の満足するように選べばいいのです。

逃げないで勉強することは大事です。
知ることで、自分の解釈に自信がつきます。
教科書問題でやいのやいの叩かれている、今の日本国にも申し上げたい。

謝罪ばかりでやり過ごし続けると、いつか本当に追い込まれますよ。

いろいろな視点で考えてみよう。

追記(2001.07.23記)

私の愛車はなんと評論されていたか。

「ワゴンとは名ばかり、ラゲッジスペースが狭い」。

いやいや、荷物満載で走ることがまれだから、ちゃんと理に適っているのですよ。

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