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#381 / 2004.11.28

謀略的急減速

はじめに書いておきます。
次に書くことは危険ですので、絶対にマネしないでください。
私は一切の責任を負いません。


すべては使い方です。

包丁は、調理器具として使いますが、凶器にもなりえます。
クルマとて同じ。
ドライバーの運転1つで、殺人の道具にもなりえます。

たまにですが、後ろにへばりつかれる時があります。

私の場合、とっとと左に避けるか、加速して後続車との車間をあけます。
ところが、それでもへばりついてくるクルマもいるのです。
そのまましばらくついてきます。

「勝手について来いよ」とは口にするのですが、内心は気持ち悪い。

その状態が続くと、私は俗人ですから、急減速で応酬してしまうのです。

もともと私は、あまりブレーキを踏みません。
メインで乗るのがMT車なので、減速と停止はエンジンブレーキで済ますことが非常に多いのです。
100数十m先の信号が赤に変わると言った場合は、その時点で3速、ないしは2速にシフトします。
高速道でも急減速時はブレーキを強く踏みつつ、3速にシフトします。

とくに私の場合、たいてい1つではなく2つギアを落とすのです。
それは強い制動力がほしいからでもあるし、減速後の加速に備えてという意味でもあります。

私のインプレッサでは、2速80km/h、3速110km/hまでカバーしています。
各ギアの速度域が分かっているから、オーバーレブしない程度により低いギアにシフトできます。
4速60km/hの状態から2速にシフトすることすら、しょっちゅうです。
すると強いエンジンブレーキが効く代わりに、後続車に迷惑がかかります。

いまやAT車全盛ですから、たいていの後続車はブレーキランプだけでしか減速を判断しません。
本来ならばブレーキを踏んで、ブレーキランプを点灯させることで減速を知らせる必要があります。
だから後続車がいないときだけのみエンジンプレーキだけで減速するのですが、 人通りの少ない田舎道を走ることが多いので、その頻度が高いのです。
しかもかなり遠い距離から減速するので、ブレーキを踏まずして停止させることも、ままあります。
それが私の癖になっています。

癖だから、運転スタイルにもそれが出やすいのです。
しつこくされれば、いつだって急減速してしまうのです。
ただ、さすがに後続車に対する急減速は、よっぽどのことが無いとしません。


しかしこういう走り方をするものですから、もう1台の愛車MRワゴンに乗ったときが怖いのです。
MRワゴンは、全車コラム4速AT仕様です。(2004年11月現在)
例えコラムだろうとなんだろうと、クラッチペダルがないのですから、私にとってAT車にかわりありません。

正直言うと、AT車は怖いです。

なまじエンジンブレーキ頼みの減速しかしていないので、いつもイメージしている減速が出来ないことが怖いのです。
とくにエンジンが冷え切って回転数が上がっている時などは最悪で、 普段MT車では出さないような力でブレーキペダルを踏んでしまうのです。

クリープ現象は渋滞と坂道発進の時に便利ですが、ブレーキペダルから足を離すとどんどん進んでいってしまうのです。
MT車に慣れきった私にとっては怖さも覚える存在です。


自己弁護したいわけではありません。
皆さんに知っておいてほしいのは、他のドライバーをすべて信じないでくださいということです。

安全運転を願い走る人がいる隣で、あなたの想定していない運転をする人がいないとは限りません。

視界には入っていても認識していない、かもしれない。
徹夜で走りづめていて極度の睡魔に襲われている、かもしれない。
泥酔したままステアを握っている、かもしれない。

自分以外のドライバーが、みんな万全の状態で、しかも交通安全の意識で運転しているとは限らないのです。

警察車両ですら高速を120km/hで走ったりしていることもあるわけです。
私のようにブレーキランプなしで急減速するドライバーだっているのです。

交通教本どおりに走ればいい、だけでは突発的な事象には対応できません。
教本にないことが普通に起こりえると、肝に銘じて運転して欲しいのです。

どうすれば突発的な事象に対応できるのでしょうか。
こと運転においては、経験に勝る特効薬はありません。

いろいろ走りこんでみることです。
そしてはじめて、加速すべき状況、あるいは減速すべき状況というものが見えてくるでしょう。

いっぱい走りこんでみよう。

追記(2004.11.28記)

くれぐれも、安全運転でお願いいたします。
また繰り返しますが、急減速をマネされても私は一切の責任を負いません。

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