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#354 / 2004.06.26

アイドリング

ホンダやスズキのように、2輪も扱っているメーカー製のエンジンはよく回ると聞いたことがあります。
例えばホンダS2000が搭載するF20C型エンジンは、8,300rpm(round per minute)で最高出力250ps、 しかもメーター上では9,000rpmまで回ります。
以前乗ったことのあるワゴンR(CT21型)でも、8,000rpm近くまでまわせるエンジンを積んでいました。

回転数の話はともすると、エンジンはどこまで回せるかという話になりがちです。
それも大事ですが、アイドリング状態にも目を向けてみることもまた大事だと思うのです。

アイドリング回転数はクルマによってもさまざまです。
始動時は別として暖機が完了する頃には、アイドリング回転数は1,000rpmを下回るのが一般的のようです。
ちなみに私のクルマでは、アイドリングは600rpmです。
最大回転数から見てしまうと、アイドリング回転数はとても少なく感じてしまいます。

ですが、よくよく考えてみると1秒で10回転しているわけです。
つまりアイドリング時とはいえ、それだけのエネルギーがあるわけです。

想像してみてください。

長い渋滞で何十分も動けないでいるとき。
駐車時の無用なアイドリング。
冬季期間のむやみに長い暖機状態。

エンジンは仕事をしているわけですが、クルマとしてはまったく仕事をしていないわけです。
実にもったいないことです。

無用なアイドリングは、人間で言えば、ウダウダしている状態です。

朝、いつまでもベッドの中でグズグズしていたり、 やらなきゃいけない家事や仕事を目の前にしてブーブー文句をたれてるようなものです。

時間や体力というエネルギーがあるのに、気力が無いから何にもできないのです。

ウダウダしていても、何も変わりませんし誰も助けてくれません。
何も変わらないということは、やるだけ意味が無いということです。
そして時間ばかりたって、ついには老けこんでいくのです。

そうやってウダウダするくらいなら、せっかく持っているエネルギーを有効活用したほうが良いと思うのです。
それには気力を、「えいやっ」と、ちょっぴり出すだけでいいのです。

つまらないウダウダで、無駄にエネルギーを捨てていませんか?

ウダウダを無くそう。

追記(2004.06.26記)

とはいえ、ターボ車のアフターアイドリングは「あり」でしょう。
エンジン停止した時点でオイルが潤滑できなくなると、ターボチャージャーが焼き付いてしまいますから。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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