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#336 / 2004.03.15

AHS

AHS(Advanced Cruise - Assist Highway System)とは、走行支援道路システムのことです。

道路わきに一定間隔で「ビーコン」「センサ」という2つの装置を設置します。
ビーコンで情報を受発信し、センサは状況を感知します。
そして、センサで故障車や落下物を感知し、近くを走るクルマに対してビーコンが警告を出すのです。
他には例えば、路面凍結情報を発信することも考えられています。
つまり、ドライバーの危険察知の手助けをするシステムなのです。

この技術は、将来的には自動運転へ向けたものといえそうです。
いつか将来、運転せずに安全に目的地へ到達してくれるようなシステムが本当に実現するのかもしれません。

しかし実現されていたとしても、危険予知運転が非常に大事なことは変わりないでしょう。

例えば、インフラ。
全国7,600kmすべてにこの装置を組み込むまでに、どれだけの時間と費用がかかるでしょうか。
地方は採算が取れないなどの理由で、どんどん後回しになるか実現しないことも出てくるでしょう。
また、すべて組み込まれたとしても、機器の老朽化や故障などで使えない場合は意味がありません。

そう考えると、時代が変わろうともやはり運転手が危険予知運転できなければ、どうしようもないわけです。

慣れた時ほど、警戒力を研ぎ澄まそう。

追記(2004.03.13記)

2001.09.15に技術論としてアップしたテキストを修正しました。
今後AHSが普及して事故を起こしても、センサが感応しなかったから大丈夫だと思ったなんて、 機械を言い訳のネタにしちゃあいけませんよ。
機械は万能ではありません。
(参考資料:2001年9月13日付 朝日新聞広告特集)

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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