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#332 / 2004.03.09

歩行者ITS

歩行者の携帯端末に道路情報をおくるシステム。
ITSの歩行者版です。

これは3種類の情報を提供するものです。

  1. 周囲の状況
  2. 現在地情報
  3. 目的地案内

これにより、歩行支援と地図と音声による道案内を行なうのです。
高齢者や身障者以外にも、はじめて訪れた旅行者の役に立つでしょう。


こう書いて、はや3年。
歩行者ITSの動きは、一向に感じられません。
肝心の国土交通省のサイトすら、もはや更新はされていない状態です。

しかしもし、これが実現していたとしたら。

キーワードは「移動の最適化」になるのでしょう。
だけど私には、目的地までレールに乗せられているようにしか思えないのです。
旅先で迷うことはなくなるでしょうが、地図を見たり人に道を尋ねる楽しさは失われてしまうでしょう。

そもそも、旅先で行き先が決まってるのって変ではありませんか。

ゲームみたいに、あの街に行ってこの洞窟を抜けてなんて、作られた順序を押し付けられるのは嫌です。
魔王なんかほっといて、いろんなところへ行ってみたいのです。

偶然おこるかもしれないイベントを、棄てるのはつまらないです。
寄り道も、また一興です。

少しの寄り道が、人生のメインルートになったら、しびれます。

すすんで寄り道しよう。

追記(2004.03.09記)

2001.09.15に技術論としてアップしたテキストを修正しました。
(参考資料:2001年9月13日付 朝日新聞広告特集)

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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