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#326 / 2004.02.17

おさきにどうぞ

お先にどうぞ。

無理に流れをとめることは迷惑です。

新幹線をみてください。

進路の左脇に避ければ、後ろの人がつかえないでどんどん脇から進めます。

意地を張って行列の先頭で通せんぼしていると、後ろから来る人たちの時間をも奪ってしまいます。

でも当人はわかっていなかったりします。

それか確信犯です。

いずれにせよスマートではありません。

しかし、後ろにまで気が回せる人は、繊細な人です。

次を走る人のためにサッと避けられれば、すごくカッコいいです。

譲れることは、とてもカッコいいことです。


規律を通すことは間違いではありません。

でも、規律ばかり通すことが正義とは限らないものです。

たまには規律を破ってでも、守らなきゃいけないものもあります。

違反と遵守。

その矛盾さを、どう折り合いつけるかが難しいところです。


規律を守る人へ。

あなたのしていることは間違いではありません。

でも、それが他人には、息苦しさを与えていることだってあるのです。

あなたの遵守精神が、暗に規律違反を絶対許さないかのような雰囲気をかもし出してはいないでしょうか。


規律を守ることはひとつの手段でしかありません。

肝心な目的は、皆と走る1本の道のなかでうまく共存していくことにあります。

本当の正義を見つけよう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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