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#321 / 2004.01.25

中古車市場

国道沿いの中古車ショップ。
所狭しと並べられたクルマ達。

1台1台じっくり見ていると、きっと元オーナーとの熱い想い出があったに違いない、と思うのです。

家族旅行で海へ山へ、いろいろ行った想い出。
恋人を乗せて、夜の都心をクルーズした想い出。
あるいは、手塩にかけてメンテナンスやチューン、そして走りに勤しんだ想い出。

すでに元オーナーの手を離れていても、そこにどんなカーライフがあったかが、私にもうかがえます。

そこには、数々の想い出があったはずです。
でも、何らかの理由で手放されてしまったクルマ達。

維持費が大変だから?
家族構成が変わったから?
それとも、もっと魅力的なクルマが現れたから?

単に飽きたから手放したなんてのはともかく、やむにやまれぬ事情で手放されてしまったかと思うと、少し寂しい。
それでも、元オーナーにとって良き想い出を遺してくれたのだとしたら、それはそれで幸せなことなのかもしれませんね。


そしてクルマ達は次のオーナーを、ただじっと待つ。
また今度も良いドライバーに逢えるといいね、と心から思うのです。

それと同時に、自分の愛車を市場に流すような真似はできないな、とも思うのです。
愛車を手放すことで愛車が寂しい想いをするくらいなら、自分がもっと愛車の面倒を見てあげたいです。

単なる移動のための道具でなく、人生の相棒としてそこにクルマがあるのなら、 それはそれで幸せなことなのかもしれませんね。

相棒と一緒に走ろう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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