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#308 / 2003.11.24

手アカ辞書

今日、久々に車内をきれいにしていました。

いつもはコロコロ粘着クリーナーでホコリを取ったり、セームでダッシュボードを拭いたりしています。
今日はそれに加え、ホコリで黒ずんでいる箇所を丹念に磨きました。

ドア内側の下側部分、センターコンソール側面、Bピラー。

乗ればどうしても静電気が発生するため、ホコリが付着してそのまま汚れてしまうのです。
おかげでボディに汚れがついてしまうのですが、汚れるのはなにも、風雨に晒されるボディ外側だけではないのです。
何年も使って手入れしているつもりなのに、気づかないうちに内装も汚れているものです。

さっきセームを濡らして絞りゴシゴシ磨いたら、内装もやっときれいになりました。

磨いているうちに、ふと、学生時代に愛用していた英和辞書のことを思い出しました。
英語の苦手な私は、分からない単語や熟語をみつけるたびに英和辞書を引いていたのです。
今でも分からないときは、とりあえず引いてみます。

中学3年間、高校3年間、そして大学4年間。
およそ10年以上。
ぴかぴかだった英和辞書は、結果、私の手アカで年季たっぷりになってしまいました。

汚れた分だけ、強くなる。

手アカ辞書は、英語学習の支えになりました。
使い込むことで、熟語のありそうな箇所や目当ての字句はだいたいパッと開けるようになるのです。

それと同じで、同じクルマで何年も走り続けることは、ドラテクもついてくるしそのクルマの癖も分かってくるのです。
いわば、戦友です。

いつも一緒に苦難を乗り越えてきた存在。

ずっと傍にいてくれたからこそ、汚してしまった分、強くなれました。
だからこそ、ときどききれいに手入れしてあげるのです。

手入れするのは、潔癖症からじゃなくて感謝の気持ちからです。

戦友をねぎらおう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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