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#306 / 2003.11.15

お客様感謝デイ

クルマを所有すると、販売店との付き合いができます。

私は、スバル・インプレッサとスズキ・MRワゴンに乗っています。
だから今は、スバルとスズキ、両地元ディーラーとお付き合いさせてもらっています。

ですが個人的には、スバルとはより親しく付き合っていますが、スズキとはあまり付き合っていないと思っています。
かといって、別にスズキ嫌いではないのです。

頻度が増えれば、好きになる。

スバルでは、2〜3ヶ月おきに「お客様感謝デイ」を催しています。
飲み物を振舞ったり、メカニックが10項目の無料点検を施したり、来場抽選品をプレゼントするイベントです。
無料点検だから、油量の確認やランプ点灯確認、エンジンやベルトの調子などをチェックする程度です。
先日行ったときは、洗車をしてもらった上、レガシィBP型のミニカーをもらってきました。

点検自体は、誰でもできるレベルです。
飲み物やミニカーにしても、高価なものではありません。

でも、こういうちょっとしたフォローの積み重ねで、ユーザーはつながりを感じることができるのです。

私の知っているディーラーがたまたまそうだっただけでしょうが、売りっぱなしのお店が多いのです。
実家にいたときも含めると、カローラ、ミニカ、RVRと乗りまわしていました。

インプレッサに乗ってはじめて、こうした感謝イベントをやっていることを知ったのです。
しかも私が買った福島スバルだけではなくて、全国のスバルディーラーでも同じイベントをやっているのです。

それを知っているだけに、他社は定期的に既存顧客へフォローする姿勢が足りない、と感じてしまうのです。

「土日はお近くの○○へ」というCMはよく流れているのですが、それはあくまで新規顧客に対してのみの呼びかけなのです。
新規客を獲得するのは躍起ですが、いったん既存客になったらハイおしまい、ではユーザーは寂しいわけです。

企業は、既存顧客をフォローします。
その姿勢に、既存顧客はつながりを感じるのです。
同じ企業から買い続ける人たちというのは、その企業と強いつながりを感じているからなのです。

会社に勤めていると良く分かるのですが、商品が悪いだの営業が良くないだの言う話はどこでも聞かれるのです。
ですが物が売れないのは、それらが問題なのではなく、売りっぱなしでフォロー無しという姿勢がばればれだからです。
けして、商品力や営業に長けていればどんどん売れる、なんてわけではないのです。

いつでも会えば、好きになる。

結局、恋愛と同じです。

会わなければ、疎遠になる。
よく会えば、もっと好きになる。

それだけのことです。
遠距離恋愛が成就しにくいのは、この原則があるからです。

だからこそ、自分から近づいてみることです。
企業が「お客様感謝デイ」を催すのと同じように、好きな人にも「好きな人感謝デイ」を催せばいいのです。

毎日を「感謝デイ」にしよう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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