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#302 / 2003.11.01

ツートーン

ツートーンカラーには、スピード感と安定感があります。

新幹線や特急電車、果てはバスやタクシーの塗装には、ツートーンカラーが多く採用されています。
これは見た目の派手さだけでなく、色彩心理学も考えた上でのカラーデザインなのです。
確かに「のぞみ」も「はやて」も、白と青を基調としたツートーンカラーです。

乗用車でツートーンカラーというと、RV車に見られる「ボディ色+シルバー」が一般的です。
ボディ下部の泥汚れを目立たせなくするためかもしれませんが、スピードと安定感を出す意味もあるのかもしれません。

対して一般的な市販車は、モノトーン調です。
それでも一昔前のクルマは、ボディサイドに黒いラインをつけたツートーン調でした。
当時の塗装技術ではボディ上部と下部では微妙に色合いが異なっていたため、意図的に黒ラインを入れていたと聞きます。
しかし、現在の市販車で黒ラインを入れてあるのは、ほとんどないようです。

モノトーン調でも、よくよく見ればツートーンカラーになります。

ボディのサイドを良く見ると、膨らみがあったりウェッジがきいていたり、横一線にくぼみが入っていることに気づきます。
同じカラーで塗装されていても、けして平面な鉄板ではありません。
そうして陰影を出して、ツートーンカラーと同じ効果を出しているのだと考えられるのです。

陰と陽を持つこと。

陰影ができるということは、自分の中に2つの部分を持つということです。
それは、他人から見える「陽」の部分と、他人からは見えない「陰」の部分です。
つまり、陰陽(おんみょう)です。

いつもは地味なメガネの女の子が、休日はコンタクトに変えてバッチリお洒落をしたら、より可愛く見えるものです。
とりえがないように見えて、密かに資格や稽古事を身につけている人。
華奢に見えるけれども、骨は太くて体力もあったりする人。

陰陽というと中国の易学のようですが、実は私生活にも深くかかわっているのです。

要は、周りのイメージと正反対な自分を持つことです。
陰と陽があるから、より自分色に深みが増すのです。

2面性を持とう。

追記(2003.11.01記)

遅いクルマと思わせておいて、平気でブチ抜いていく。
これが、最高の快感ですね。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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