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#29 / 2001.07.05

サンキューハザード

ドライバー同士のコミュニケーションをとる合図があります。

よく言われるのは、パッシングやハザードを使った合図です。
状況に応じて、パッシングやハザードの持つ意味がガラリと変わります。

私が知っている合図の意味を、まとめてみました。

パッシング
  1. 昼間に対向車のライトが点灯している
  2. 待っているから右折しなさい
  3. 先に通るから邪魔しないでくれ
  4. 後ろから煽りつつ、もっと速く行け
  5. この先、ネズミ捕り中

ハザード

  1. この先渋滞中
  2. サンキューハザード(割り込ませてくれてありがとう)
  3. 駐停車中

他にもたくさんあると思いますが、私が知っているのはこのくらいです。

ただ、共通のルールとして、「パッシングは気づかせるため、ハザードは危険を警告するため」の意味があります。

合図には方言らしきものが存在します。
サンキューハザードは慣習的に見られる合図ですが、実は間違った使い方なのです。

合図一つで、さまざまな意味があります。
ということは、こういうこともありえます。

割り込ませてくれてありがとうとハザードを出したら
後続車が渋滞だと勘違いしてブレーキを踏んでしまった。

右折で対向車待ちの時、対向車がパッシングするので
右折を譲ってくれたと思ったら、対向車は譲らず、駆け抜けていった。

コミュニケーションのつもりが、事故の原因になることもあります。

ここからは、まったくの私見ですが、コミュニケーションで大事なのは、2つ。
スマートに伝えることと、相手に甘えないことです。

まず、闇雲にサンキューハザードは使うべきではないでしょう。
軽く手を上げるだけで十分です。

それから、きっとこういう解釈をしてくれるだろうと甘えると、相手は全く違う解釈でとらえることがあります。
ここで、自分の伝えた通り解釈してくれないと怒る人がいますが、それは筋違いというものです。
「伝えた通り」なのは、あくまでも送り手の勝手な主観であって、それが正しく伝わったかは送り方の責任です。
一度、解釈にずれがないか確認することは、とても大事です。

道路は、まさに人間関係の縮図です。

スマートに、そして甘えない。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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