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#280 / 2003.07.17

280exceed

見えない枠があります。

枠には、2つあります。
1つは「規制」、もう1つは「壁」です。

「規制」

例えば、280馬力(ps)クルマ。
国産各社が、280ps車をメーカー最上位車種として製造しています。
それは、法で定めたわけでも、それ以上のエンジン出力が技術的に困難だからでもありません。
これは自主規制であり、単なる紳士協定にすぎません。

でも、誰かが破れば、みんな破るでしょう。

どこかが出せば、負けじと対抗商品が出てきます。
出したくなくても、商売している以上、出さざるを得なくなるのです。
そうなると、必然的に馬力競争や販売合戦になってしまいます。
メーカー間で過熱するだけ、ユーザーは冷めていくかもしれません。
だから紳士協定を結んで、牽制しあっているのだと考えます。

行き過ぎを防ぐために、あえて規制という見えない枠を作るのです。

「壁」

いまや当たり前に存在している市販車用280psエンジン。
この出力値は、実は近年達成されたものだったりします。

例えば、マツダのロータリーエンジン・13B-REW型は、1998年。
スバルの水平対向型エンジン・EJ20型は、1996年。

ターボチャージャーの効率をさらに高めたり、吸気口を拡げて冷却効果を向上させたりして、280psを達成したのです。

そういう意味で、280psは壁だったとも言えます。
排気量を上げずに、馬力を上げること。
技術者達が「できない」と壁を作ってしまっていたら、なし得なかった結果です。

壁を作るのは、とてもたやすいことです。

言ってみれば、壁とは「行動するより弁明すること」です。
できない理由を、言い訳として並び立てることです。

1つ言い訳したら、本気でできなくなるものです。
言い訳が、悪い暗示に変わります。
自分で壁を作ってしまうことで、自分を縛り付けていくのです。

挑戦してみましょう。

今の時代、挑戦できることばかりです。

早起き。
ダイエット。
資格試験。

280回でも380回でも、ひたすら挑むだけ挑んでみることです。

できないものの中には、今の自分にとって本当にできないこともあります。
でも、挑戦することが自信につながるのです。

やってみないと、わからないことばかりです。

「できない」より「やってみよう」と言ってみよう。

追記(2003.07.17記)

280にちなんで書いてみました。
自分も含めたほとんどのドライバーは、200psもあれば万々歳だと思います。

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