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#273 / 2003.06.20

瞬速イヅナ

身軽に行こう。

持ち物は、少なくてもいいです。
究極は、捨てられない一品だけ持つことです。

他人が自分にないものを持っていると、自分も持たなきゃと焦りだすのです。
クルマにケータイ、高級ブランド。
物ではありませんが、恋人なんてのもそうです。
自分が持っていないと、どこか不安なのです。
島国根性の悲しいサガです。

何でもかんでも自分のものにしては、いけません。
本当に必要なものが、見えなくなってしまいます。

フットワークを軽くしよう。

なまじ、金や地位を身につけると、サービスを受ける側にまわります。
ある時はお客様として、ある時は部下から慕われて、少なからずヨイショされるものです。

偉いと錯覚した時から、人は動かなくなります。

金も地位も名声も、全部守ろうとするから、なにもしなくなってしまうのです。
その保身が、身を滅ぼすのです。

過去にこだわるのはやめましょう。
生きているのは、常に「今」なのです。

イヅナのように。

クルマに似ています。

クルマは、放っておけば大きくなります。
安全性を高め、米国市場を狙い、現行型から進化させたように見せるには、大きくするのが手っ取り早いのです。
そのせいか、小さくて刺激的なクルマは、今なかなか少ないのです。

楽を求めるなら、大きくてゆとりのある路線を進めばいいのです。
小回りや軽さは失われてしまうけれども、ゆとりやステータスを感じることができる。

でも、それじゃオヤジグルマです。

確かに、「人間が丸くなる」とはいいます。
「丸くなる」とは、ゆとりが持てて、人間的に円熟することです。
そういう人達が、ゆったりするクルマを選ぶことはいいのです。

しかし、もう成長しなくていいということではありません。

ここら辺でいいや、なんてのは、いくつになってもまだまだ先です。
ゆとりやステータスだけでは、人生面白くありません。

「ゆとりがない」と言われても、構いません。
軽いボディを保ち、フットワークに長け、心のエンジンはいつも高回転まで回し続けたいものです。

機動性に長けよう。

追記(2003.06.20記)

ってことを、未来の自分に警告したい。
今は大丈夫でも、油断したらそこいらのオヤジやオバハンと一緒になっちゃうのは嫌。
危機感を無くしたら、心がどんどん老けていく。
怖い。
年とってても生き生きしているじーちゃんばーちゃんらには、負けていられません。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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