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#223 / 2002.12.17

体温調節

小中高校の教室に冷房を導入しようとして文部科学省が激しいバッシングを受けた、と報道されました。
そんなものより校舎の耐震性をどうにかしろという意見も載せられていました。

まったく同感です。

確かに夏場に冷房があれば、勉強にはよい環境でしょう。
そもそも勉強なんて、環境ではなく本人の努力次第で結果が表れるものです。
施設や制度の整っていない発展途上国に比べれば、日本の環境は非常に良いです。
子供のためにという気持ちはわかりますが、そこまでして子供にいい思いをさせようとする理由がわかりません。

第一、地球の平均気温をあげてまで教育を受けさせたからといって、立派な子供に育つとは思えません。
それも真夏に冷房のガンガン効いた部屋で勉強しているのが「環境問題」だとしたら、立派なお笑い種です。

過度の甘やかしは、人を滅ぼします。

大学時代に家庭教師のアルバイトもした時に、わかったことがあります。
「本人が努力しなければ、絶対に伸びない」のです。
どんなに周りがヨイショしても、要は本人次第だということです。
勉強しろとしつこく詰め寄るのは、親が「勉強させている気分」に浸っているだけに過ぎないのです。

話題が飛びました。

冷暖房に甘えがちなのは、ドライバーも同じです。
停車中にエアコンをガンガンかけ、冬はエンジンが温まりきるまで暖機をする。
そのくせ、燃費だけは悪いと嘆く。

だったら、意識を変えましょう。

エアコンは無いと不便ですが、多少の暑さ寒さならば、窓を開けるなり多く着込むなりして凌げます。
また、暖機するのも10数秒、長くて1分程度のアイドリングでよいと考えます。
冬場などは完全に暖まりきるまで5分以上かかったりもしますが、 その間ずっとアイドリングしているのはいただけません。

そうではなくて、走りながら温度を調節していくイメージです。
スポーツ選手と同じで、軽く動きながらウォーミングアップしていくのです。
動く力を熱に変えているのです。

止まりながらエネルギーを使おうとするから、無駄が生じるのです。

エアコンを1分間だけ止めてみよう。

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