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#212 / 2002.11.23

タイアを交換しよう!

冬が近づきました。
降雪地域の皆さま、スタッドレスタイアの履き替えはお済みでしょうか。

履き替え時期は、一般的に「近日中に雪が降りそう」という目安があります。
地域差もありますが、私の住む仙台近郊だと主に11月下旬にあたります。

初雪時期が早かったり遅かったりもしますが、雪道を走りそうならばあらかじめ履き替えておくことをお勧めします。
そこで、タイアの履き替え手段です。
人に頼むか、自分でやるかの2つがあります。

頼む方法だと、カーショップでタイア1本500円、つまり1台2,000円で交換してくれるようです。
でもここでは、自分で履き替える方法をまとめておきます。

実は、かなり簡単です。
やることはたった3つ。

  1. ナットを緩める
  2. ジャッキアップしてタイアの取り替え
  3. ナットを締めてジャッキダウン
ポイントは軍手をすることです。

本当に、これだけです。
タイア交換の機会がない人は難しいと思い込んでいるようですが、やることは3つだけです。

もっと詳しく言うとこんな感じになります。

< タイア交換してみよう ! >

準備するもの
ホイールナットレンチ
ジャッキ
軍手
替えのタイア
あると便利
油圧式ジャッキ
十字レンチ
マイナスドライバー
スプレー式グリス
タイアワックス
ホイールクリーナー
場所
広くて平らな場所
で、以下が手順です。我流なので参考程度にどうぞ。
  1. ナットを緩めよう
    ジャッキアップは後回し。
     ナットがガッチリ閉まってるので、まずこちらから。
    ホイールナットレンチ(以下レンチ)をはめ込み、自分が乗る。
     緩めるんだから、時計の逆回りに回しましょうね。
     コツは、全体重をかけることです。
     ここで注意。 「ナットは緩んだままでジャッキアップ」しますよ。
     でないと、ジャッキアップ中にタイアがはずれてしまいます。
  2. ジャッキアップしてタイアを取り替えよう
    いよいよジャッキアップします。
     ジャッキの位置は車種で異なります。
     ボディ真下の頑丈な部分が、ジャッキをセットする場所です。
     セット場所は車種によって異なるので、クルマに付属の取扱説明書を確認してみましょう。
     例えばGF型インプレッサだとドアの真下部分に挟みますが、CT21型ワゴンRは少し奥まった箇所に載せます。
    うまくセットしたら、あとはひたすら上げるだけです。
     タイアが地上1cm程度まで浮くぐらい上げましょう。中途半端だとタイアが外せません。
    ナットをはずしましょう。
     前項「ナットを緩めよう」でナットを緩めたので、あとは全部外すだけです。
     「同じ箇所に同じナットを締めなおす」ので、 ちゃんと分かるように置いておきましょう。
    タイアを取り替えます。
     で、タイアを交換します。トレッドパターン(タイアの溝の形)に注意です。
  3. ナットを締めてジャッキダウンしよう
    ナットを締めます。
     「隣り合わないナット順に締めていこう」が、原則です。
     4穴(ケツ)だったら「アーメン」、5穴だったら「五芒星」の順です。
     バランスよく締めないとしっかり締まらないので、こうするわけです。
     このナット締めを、2〜3巡します。
     つまり「腕力でしっかりとバランスよく締めましょう」 ということです。
    ジャッキダウンします。
     純正のジャッキなら、逆に回せばいいだけですね。
     でも、油圧式だと一気に落ちていきます。結構怖いです。
     ゆっくり、そっと静かに下げていきましょう。
    最後に、ナットの最終確認をしましょう。
     もう一度、まんべんなく締めます。
     この時点で、腕だけでは締められないはずです。
     私は、ここで軽く「足で締めます」。
     ただし足できつく締めると、ナットが壊れたり、次回緩められなかったりします。
     あくまで「足は補助的なもの」だと捉えてください。
     責任は、負いかねます。
     とりあえず、腕力で充分です。

< タイア交換 完了 ! >

これで終了です。
わからなくなったら、「 」で囲った部分だけ覚えてもらえれば結構です。

補足すると、あると便利に書いたものは、タイアのお手入れ用の道具も含みます。
マイナスドライバーは、タイア溝にはまった小石の除去。
スプレー式グリスは、ナットの部分のグリスとして。
タイアワックスやホイールクリーナーは、文字通りですね。スプレータイプが多いので手を汚さないです。

レンチやジャッキは、備え付けでも充分にこと足ります。
最低地上高の高いRV車だと、乗用車のジャッキでは届かないこともあります。

また、細かいところは我流です。
メーカー推奨の方法は、 例えば ホンダ・ラグレイト の方法がありますが、基本は一緒です。

習うより慣れよう。


こんな感じでタイア交換できます。

交換方法は、教習所でも教えてくれます。
しかし、手間暇がかかるというイメージと、プロに代行してもらったほうが安心だという人が多いようです。
雪国のカーショップは大繁盛です。

もちろん、人任せでもいいです。
自分の時間ができるし、自信がないから任せてしまうというのも一理あります。

でも私は、自分で行なうタイア交換作業をお勧めします。
タイアの状態を自分で把握できるからです。
そもそも、命を載せて走るタイアを自分でメンテナンスできないことはとても危険です。

かといって、どちらかの手段を否定しても仕方がありません。
自分にあった手段を選択すればいいだけです。

世の中には、手段にこだわる人がいます。
たとえば、Webサイト構築に特定のホームページ作成ソフトを使う時です。
いくら作成ソフトを熟知したからといって、必ずしもいいWebサイトができるわけではありません。
そのうち、作成ソフトを覚えることが第一義にすりかわってしまうこともあります。

手段にこだわってもいいのですが、手段が目的になっては意味がありません。

手段と目的がごっちゃになっていないか確認しよう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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