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#207 / 2002.11.10

a present from away

なぜ、観光地ではご当地絵ハガキがあるのでしょう。

旅先で元気にしているよ、というメッセージを送るためです。

かつて、北海道の日高から私あてに絵ハガキが届きました。
みると、空と牧場と稜線が美しく映った写真の絵ハガキでした。

差出人は、私の友人でした。

彼に後で聞いたら、お土産を買おうとしたけれど金もないし荷物になってしまうから絵ハガキにした、と答えてくれました。
それに、これが一番喜んでくれそうだと思ったのだそうです。

私は、今年の3月に生まれて初めて絵ハガキを出しました。
初めて海外に行ったときに、両親宛てに書いたのです。
両親は、とても喜んでくれました。
この時、友人の気持ちがはっきり分かりました。

「もらって嬉しい」とは、まさに絵ハガキのためにあるような言葉です。

絵や写真は、全てを表します。
こんなところを旅しました、と口や文で表す以上に、送り手に伝わります。
お菓子の詰め合わせやキーホルダーなんかよりも、喜ばれます。

旅に出たら、絵ハガキを書こう。

最近では、写真つき携帯電話もあります。
撮ってその場でメール転送もできてしまう、という優れものです。

でも、できれば絵ハガキを書いて出したいものです。
私の持っている電話には写真撮影機能はついていないから、というわけではありません。

絵ハガキに、心がこもるからです。

現地を表すような絵ハガキを探し、自筆で宛名を書く。
実は、結構骨が折れます。
海外だと、日本の住所を書くだけでも億劫にもなります。
番地、居住地区名、市区町村名、都道府県名、国名、そして郵便番号と逆に書くのですが、 「○○市」の表記が分からなかったりします。
国内にいるつもりで、最後に書く国名も忘れがちです。
書いてみようとすると、意外と書き方が分からなかったりします。

でも、それだけ苦労してくれたんだと伝わる分、送られた方も感動します。
ご当地の消印がついているところも、なかなか憎いです。

もちろん、自分に絵ハガキを書いてもいいです。
旅先での思い出になります。
各地のプレミアグッズをたくさん集めるよりは、各地の絵ハガキを集めたほうが、より思い出深いものです。

ドライブに出たら、絵ハガキを書いてみましょう。

旅先で、絵ハガキを書こう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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