#2 / 2001.04.08
時代の産物
私が幼かった頃。
親父は日産サニーに乗っていました。
4代目のB310型です。丸目のサニーでした。
幼かった私には、それはとてもカッコよく映りました。
そして21世紀。今やサニーは9代目。
成人になった私は、もはやサニーに見向きもすらしなくなっていました。
かつてのようなカッコよさが薄れてしまったからです。
もちろん私の価値観が変わってしまったためもあります。
初代レガシィが1989年に発表され、バンではなくワゴンが登場する。
90年代のRV車ブーム。
そして日産プレーリーや三菱シャリオに端を発する、多人数乗車型の1BOX、ミニバンブーム。
これだけ車種層が増えたのに、あえてサニーでなくともいいのではないか。
確かに、従来どおりの大衆車セダンを貫いているところは潔い。
とはいえモデルチェンジの度に、あまりにも個性が薄くなりすぎた。
直列4気筒、2000cc未満クラスは殆どのメーカーで製造しています。
トヨタbB、ホンダシビックtypeR、三菱ランサーセディア、ダイハツYRV。
これだけ特徴的なクルマ達を押しのけていくには、相当なパワーが要ります。
でも必ず、変われます。
日産ブルーバードがいい例です。
90年代はまったく売れずじまいでした。
しかし商品コンセプトを上質志向、低公害排出ガス仕様と明確に打ち出したことで、成功しているクルマだと思います。
逆転はきっとあります。
あなたの個性は他の誰にも似ていない。