lack moon
ベンツ。ポルシェ。フェラーリ。
不況でも、高級外車を買う人がいます。
そういうブルジョアな人達もいます。
それは構いません。
どんなクルマに乗ろうが、個人の自由ですから。
「確かに、高級車というだけはあるよ。
恐ろしく運動性能は高いし、質感も高い。
何より、華があるね。
前行くクルマ達が、不思議なくらい道を譲るのも痛快だね。
まぁ、走っていなくとも、所持しているだけでステータスってことかな。」
ふぅん。
そうか、そんなに凄いクルマなのですか。
で、今もそのクルマに、情熱を注ぎ続けているのですか?
〜
どんなに素晴らしいものても、満たされると冷めてしまうこともあります。
あれほど欲しかったものなのに、手にしてしまうと、どうとも思わなくなってしまうのです。
恋人もそう。
せっかく告白して付き合い始めたのに、だんだん飽き始めてしまったりするのです。
今のご時世、たった1年でも恋人として続けば「長いね〜」なんて言われるような風潮です。
本当はみんな、テレビドラマみたいな「恋愛ごっこ」しか想像できないんじゃないでしょうか。
とりあえず筋書きがあって、毎回起こるちょっとしたハプニング。
結局、最後はうまい具合にハッピーエンド。
でも、現実そうは上手くいきません。
それでも、ドラマの知識だけは豊富にあるから、こんな恋もあるだろうと思ってしまうのではないでしょうか。
テレビでは、最終回以降は教えてくれません。
ドラマのまま気持ちが冷めないで30歳、40歳まで続くのかなんて筋書きは放映してくれないのです。
恋愛は、はじめさえ良ければあとあと続くとも限りません。
ありえないでしょう。
一時の恋物語に浸るだけでは、恋の続け方なんてわかりえないと思います。
それとも所詮ドラマなんだと、冷めきって見ているだけなのかもしれません。
恋愛に関していえば、想い出がないと続きません。
ここでいう想い出とは、スリルのことです。
知らない街へ旅行に行くのが一番だと思います。
どこにいるかもよく分からないし、頼れる友人もいない。
ましてや、異国なら言葉も通じない。
その時は、治安のいい都市か調べてからがいいでしょう。
たまには遠出してみてもいいです。
毎回毎回、しゃれた喫茶店や居心地のいいショッピングモールに行くよりは、ずっといいでしょう。
とにかく刺激を与え合いましょう。
傷つけあうことではなくてやったことの無いことをしてみよう、ということです。
持っているだけじゃ意味がないのです。
見せびらかしの道具ではありません。
「情熱を注いでいるか」とは、つまり、刺激を交換しあっていますかということです。
刺激が、心の一番の栄養なのです。
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「この世をば わが世とぞ思う 望月の かけたることも 無しと思えば」 藤原道長
800年前の偉人は、実は糖尿病で苦しんでいたといいます。
いくら物欲が満たせても、心まで満たせていたとは思えません。
心は、月と同じ。
満たされなければ、力いっぱい輝けないのです。
追記(2011.11.02記)
文体を変更しました。
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