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#188 / 2002.09.21

birth

新型車が発表されると、周囲はまっさきに生まれたての新型車に注目します。
シロウトだろうと、マニアだろうと、マスコミだろうとしても、です。
それをみて、デザインがいいとか中身がどうとかいった話題になったりするものです。

でも、みんな、一番大事なことを忘れています。
新しく生れてきたということは、生みの親がいるということです。

赤ちゃんと同じです。
みんな赤ちゃんを見て、可愛い可愛いと賞賛してくれます。
でも、「お母さんお疲れさま」と言ってくれる人は、意外と少ないものです。

本当は、生みの親である人間が一番がんばったのです。

プロジェクトXに取り上げられるような、クルマの開発秘話は、読んでみると壮絶な闘いだったことがわかります。
私は、スバル360の開発者、マツダロータリーエンジンの開発者の苦労を読みました。
しかしそれは、その闘いの一部始終を著してくれる人がいないと知らなかった、ということでもあります。

何かを生み出すためには、たくさんの協力者がいます。
協力してくれる人達にも、感謝を忘れてはいけません。
協力者のおかげで、生みの親は頑張ることができるのです。

新しく生れてきた命に注目する前に、生みの親が闘い続けたという功績を忘れてはいけません。
また、新しく生みだす命の為に、今、闘っている人がいっぱいいるということも、忘れてはいけません。

生みの親に、「ありがとう」と感謝しよう。

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