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#184 / 2002.09.03

やらない理由

私はタバコを吸いません。
理由はいろいろあります。
(1) 健康に害があるから。
(2) 車内をヤニで汚したくない。
(3) 他人が吸っているのを見ると、全然カッコいいと思えない。
(4) タバコに金を費やすくらいなら、クルマに金を費したほうがマシ。

タバコを吸うことでリラックスすることは否定しません。
リラックス効果より、(1) 健康に害があることを心配してしまうのです。

喫煙は、疾患につながります。
疾患といってもさまざまで、呼吸器、循環器、消化器、精神、代謝、神経、歯科、いずれにも影響があります。
さらに美容に悪影響、免疫抵抗力低下、寝たきりの促進、そして運動能力の低下と、喫煙するメリットが見出せません。

特に運動能力の低下は、ドライバーにとっては致命的です。
私は、スピードより運転を楽しむことが好きです。
五感を研ぎ澄まして、路面と風を感じながら走るのが好きです。
それには、反射神経や動体視力が求められます。
そういった運動能力が低下するのは、できることならば避けたいです。

また喫煙癖がつくと、どうしても車内がヤニ臭くなります。
それだけでなく、車内がヤニで汚れてしまうのです。
大学時代に家庭教師のアルバイトをしていた時に気がついたのですが、家庭内の誰かが喫煙している家庭では、 天井が黒くすすけたように汚れているのです。
こびりついた汚れは、なかなか落ちません。

車内でも同様に汚れます。
天井やフロントガラスは気がつかないうちに汚れています。
できることなら掃除の回数は少なくしたいものです。
だから、(2) ヤニで汚したくないのです。

そもそも、喫煙に興味がないのです。
中学生や高校生のときは、タバコは悪っぽくてカッコいいと感じる年頃です。
私も仲間からさんざんタバコを勧められました。

でも、仲間達がとり憑かれたかのようにスパスパ吸い続けているのをみていると、逆に萎えました。
染み付いたニオイは臭いし、無理に大人びて見せようという魂胆がミエミエでした。
結局、(3) 全然カッコいいとは思えなかったのです。

今でも変わっていません。
以前より資金も時間も限られてしまったので、やりたいことを優先するようになりました。
言い換えれば、必要としないものにはエネルギーを注がない、ということです。
時間も資金も、(4) タバコに費やすくらいなら好きなことに費したほうがマシなのです。

いろいろ挙げましたが、本当の理由は、単に吸う気が無いだけです。
さきに4つの理由を並べてみましたが、思いこそすれ本意ではありません。

初めから本当のことを言えばいいのに、わざわざ理由づけしてやらないのは、非常に損です。

人間は面白いもので、ただやりたくないだけなのに、難癖だけはつけて何もやらないということがあります。
例えば「資金が無い」「時間が無い」「道具が無い」。
こういったセリフです。

でも、これは難癖をつけることで、やる気が無いのをカモフラージュしているだけです。
そして貴重な時間をどんどん無駄にしていくのです。

資格を取りたいけど、時間が無い人。
旅に出たいのに、資金不足な人。
新しい趣味をやりたいのに、何を用意していいか分からない人。

物事を始めるときに理由はいりません。
今の自分に足りないものを無理やり集めては、もっともらしい理由付けをしてしまう。
でも、そんな意識では、何にもできません。

本気で取り組む人間は、足りないもののせいにはしません。
無ければ、手に入れればいいのです。
時間や資金が無ければ、生活の中にある細切れの時間を使うとか、アルバイトでもなんでもして資金を貯めればいいのです。
「それは無理」だと逃げてしまうのは、初めからやる気が無いだけの話です。

やる気が無いなら、初めから「やりたくない」と言ってしまえばいいのです。
見栄をはって難癖つけると、できるはずの可能性もゼロになってしまいます。

結局は、簡単なことなのです。
やる時は、とことんやる。
やらない時は、はじめから見切りをつけてしまう。
中途半端にグズグズしてしまうと、他にやれたはずの行動が、おろそかになってしまいます。

やるかやらないかは、すばやく決断しよう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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