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#181 / 2002.08.23

improve runner

人のふり見て我がふり直せ、とはよく言ったものです。

爆音を轟かす改造車。
やたら先を急ごうとする、オヤジドライバー。
大名行列の先頭をチンタラ走るオバハンドライバー。

みんな嫌いです。
どれもマナーがなっていません。
うるさいのはもちろん、煽り、周りの空気が読めてない点でマナーがなっていないのが、嫌いです。
ついでに言えば、周囲の迷惑を考えられない自己中心的運転が大嫌いです。

だから、自分はカッコいいドライバーになろう。
そう、考えたのです。

では、どうすればいいのでしょうか。
やはりマナーを身につけることが一番大事ではないかと思うのです。

行き違いでの挨拶もそうだし、後続車や他車に譲り合う姿勢。
こんなことは、教本や教習所ではしっかりとは教えてくれません。

教えてくれないのをいいことに、開き直る人もいます。
彼らの決め台詞は「誰にも迷惑かけていない」です。

それは、間違っています。
迷惑をかけていないのではないのです。
非常に迷惑なのに、本人は迷惑をかけていないつもりになっているだけなのです。

教えられた交通法規にだけ則っていれば事故を起さない、あるいは迷惑をかけない、という嘘に気づいてほしいのです。
そもそも、学ぶことを止めた時点で、いつまでも同じ迷惑を与えつづけるものです。

法規さえ従えばすべてよいという嘘くらい見抜けないことが、一番、カッコ悪いでしょう。

実際、どんな状況下でも交通法規どおりに運転を続けていくことは不可能です。
例えば高速道では最低速度50km/hですが、渋滞すれば全員、道交法違反になってしまいます。
法規はルールですが、現実問題として周囲の様子に合わせながら動かざるを得ない状況もあるのです。
私は、法規は運転する上でのルールだと考えます。
でもルールだけでは成り立たないものでもあるのです。

例えば、高校野球のピッチャーがデッドボールを与えてしまった時に、帽子を取ってバッターに謝るのはルールにはありません。
それは、マナーです。
それをしなくてもゲームは進みますが、バッターは当てたピッチャーに不快感を残すでしょう。
すると、あとあとギスギスしてしまうのです。
高校野球ならその対戦限りでしょうが、プロ野球なら一触即発の乱闘になりえるし、翌日以降だって対戦するのです。
つまりマナーとは、相手に不快感を与えない為の作法なのです。

では、マナーとして、どんな行動をとればいいのでしょうか。
それは、手と目でコミュニケーションをとる方法がいいと思います。
手を少し挙げたり、相手の目を見ることで、今あなたに関心があるんですよというアピールをするのです。

なかには、サンキューハザードで感謝の意を表すドライバーもいますが、それはやめておいたほうがいいでしょう。
ハザードはあくまでも前方の渋滞や自車のトラブルを知らせる為であって、挨拶用ではないのです。
感謝のつもりでつけたハザードが、後続車は渋滞かと勘違いするおそれもあります。
感謝と受け取られない合図なら、する意味がありません。
だから、手と目でコミュニケーションするのです。

こう考えて走っていると、運転することはマナーを知ることでもあると思えます。
運転だけではありません。
日々、勉学や仕事に勤しんでいてもそうだし、店や行楽地に行ってうるさい子供たちに迷惑をかけられるのもそうです。
つまり、何をやるにしてもマナーについて考えさせられるものです。

まずはあなたからマナーアップしてみましょう。

マナーアップで器を大きくしていこう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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