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#175 / 2002.08.07

懐古趣味

レトロ調スタイルなクルマに、時折すれ違います。
丸型ヘッドライト、シルバーのグリル。
ベースは現代の技術で作られたクルマだから、スタイルがクラシカルなだけです。

カーデザインの原点回帰なのでしょう。
箱型や流線型などの近代的デザインが当たり前に登場する昨今、あえてレトロ調で登場しているのです。
特に驚いたのは、宇都宮で見かけた光岡自動車・ラセード。
ベース車の日産・シルビア(S15型)の面影を微妙にルーフに残しながら、クラシックカーと見紛う出で立ちに脱帽しました。

一度行き詰ったら、原点回帰するのもいいでしょう。

人間、知らず知らずに行き詰ることが多いです。
「こうでなければならない」
「まだまだいけるはず」
「今まで問題なかったから」
こんな悪魔の言葉が、自分の首を締め付けてしまうのです。

だから一度、力を抜くのです。
その一手段として、原点回帰があります。
レトロ調にするもよし、シンプルなスタイルにするもよし、です。

一度創りあげた過去とは、あえて一線を画す。
すると、思いもかけない傑作が出来上がることもあるのです。

原点に立ち返ろう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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