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#170 / 2002.07.18

危険のわかるお年頃

人間は6歳になると、「あぶない」という認識ができるそうです。

先日の読売新聞で、4〜6歳児を対象にした危険認識の研究成果が報じられました。
走行車両が近づいてきた時に「あぶない」と発するのは6歳児で、4、5歳児はとくに反応しませんでした。

多少の個人差は当然だとしても、小学校生になれば皆、危険認識ができるはずです。
ましてや、運転免許のとれる18歳以上ならば、危険認識は当たり前です。当たり前のはずです。

車間ギリギリでいきなり割り込んだり、ウインカーあげずに車線変更したりする人はいないはず。
交差点の5m以内で路駐したり、ケータイかけながら運転する人もいないはず。
当然クルマから離れる時は、盗難防止のために必ずカギをかけるはず。

ところが現実は、そんな人達がいっぱいいます。

それをやることで、どれだけ相手が迷惑を被るか、どこまで自分が後悔するか。
そこまで含めての危険認識です。

迷惑を被った時にこそ、自分のとった行動の危険性が一番わかりやすいです。
ところが、世の中には危険とも気づかない人もいます。
また、危険を振りまいていることにも気づかない人がいます。

イヤでも、危険な行動を知る方法が1つだけあります。
いっぺん、本当に死にそうな思いをしてくるしかありません。

たとえば、目の前1mに急に入られてみる。
とても危険です。
でも、それくらい衝撃的な出来事に遭わないことには、危険認識なんか根付かないのです。

年ばかりとって、6歳児未満の危険認識しかない人はいませんか。

他人の痛みを知るために、感受性を鍛えよう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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