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#164 / 2002.06.25

当たり屋

「山口ナンバー、単独もしくは2〜3台の徒党」
このキーワードを聞くと、当たり屋を連想してしまいます。

当たり屋の手口としては、挟み撃ちがあると聞きます。
後ろから煽って加速したところに、前を走る共犯車がサイドブレーキで減速して、ぶつかってしまう。
そして、ぶつかったどうしてくれるんだと因縁をつけるのです。

連想するきっかけは、当たり屋情報です。
出元不明なA4版のザラ紙に、「当たり屋リスト」なる表が印刷してあります。
なぜか大抵は山口ナンバーで、たまになにわ、和泉といった関西圏ナンバーが列挙されています。
とにかく、近くに当たり屋が来ているから注意しろという警告を記しただけの紙です。

よく考えると、その当たり屋情報自体が、ものすごく胡散臭いです。
本当に当たり屋っているのでしょうか。

私は、当たり屋はいないと思います。

まず、私の身近で当たり屋に遭ったという話は、聞いたことがないです。
もちろん、メーリングリスト仲間からそういった話題も出たことがありません。

もし実在するなら、わざわざ福島や仙台まで来て当たる必要があるのでしょうか。
そもそも犯行をするにも、遠く離れた他県ナンバーでは目立ちすぎます。
第一、人口の多い近場の大都市、例えば北九州や広島でやれば済むはずです。

また、当たり屋がいれば、捕まえる側の警察だって動いているはずです。
ならば当たり屋を取り締まるために、情報を広く伝達して協力を求めるはずです。
ところが、宮城県警福島県警 もそういった内容の記述はありませんでした。
それにリストが出回っていれば、持ち主の名前が割出せます。
というわけで、当たり屋は実在しないと考えます。

もし、それでも不安なら、あなたが精神力を身につけることが一番です。

煽られても慌てない。
煽られても勝負しない。
煽られても左に避ける余裕をもつ。

煽る側の立場で考えてみれば、よく分かります。
急いでいるから、避けてくれよとアピールしているだけなのです。
あなたと勝負して疲れてしまう、そんな消耗戦などしたくありません。
そもそも煽る側には、煽られているあなたに興味などないのです。

張り合えば張り合うほど、お互い潰しあうだけなのです。
消耗戦になりそうな時は、どちらにもメリットをもたらす win-win関係 を考えてみるチャンスです。

潰しあいを避け、左側をまったり走るあなたも、また素敵です。

「ひとり勝ち」でなく、「みんな勝ち」しよう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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