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#152 / 2002.05.08

Rapid Boy

速く行きたい。
渋滞が嫌い。
流れに乗ってスイスイ走りたい。

渋滞が好きな人間は、いません。
無駄な時間を浪費する意味など無いからです。
誰もが、渋滞に出くわすことに敏感になるものです。

ところが渋滞を起こすことには、みな鈍感です。

渋滞は人災です。
原因はブレーキと遅さにあります。

ブレーキをやたら踏むのはNGです。
後続車が減速し、さらに後続車があわててブレーキを踏んでしまうからです。
このとき、僅かな時間差が生じます。
積もり積もって、数台以降後ろのクルマは止まってしまうのです。
先頭車のちょっとしたブレーキで、渋滞はいとも簡単に引き起こされるのです。

遅いクルマも重大な原因です。
ただし、非常に問題なのは遅いことではなく、自車の遅さを認識できていないことにあります。
例えば平均速度60km/h区間でも、法定速度遵守とばかりに40km/hで走るクルマがいます。
追い越すにも追い越し禁止だったり対向車がいたりすると、後続車のイライラを募らせることになります。
遅いものほど「法の遵守」をここぞとばかりに謳いますが、周りの空気が読めていないのは明らかにマナー違反です。

過去に作られた法自体が今ある事象をすべてカバーできるなんて甘い認識は、捨てるべきでしょう。
この時は、後ろから迫るクルマには道を譲ることもマナーです。
駅のエスカレータと同じで、速く行きたい人のために片側を開けておく空気ぐらいは読みとって欲しいものです。

速く動くことは、渋滞を生み出さないための最良の方策です。

机上の法規制論より、実地でマナーを学ぼう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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