トップ > コラム > コラム No.147
 
トップ > コラム > コラム No.147

#147 / 2002.04.21

インテリジェンス・ナヴィゲィタ

毎年、道が造られます。
地域住民が待ち望んで、道が造られます。
大半は、開通式に真ん中でテープカットする権力者のエゴを見せつけるためだけだったりします。
そして年度末には、意味のない「掘り起こし祭り」で大賑わいするのです。

ともあれ、毎年目まぐるしく地図が書きかえられます。
だから、カーナビは便利です。
経路検索が素早い。
GPSで自車の位置が手にとるように分かる。
目的地も迷うことなく探し出せる。

あまたの網の目から、瞬時に最適解が導き出されるのです。
これは、人間の脳ではかないません。

ところで、デジタルのカーナビ派にたいして、アナログの地図派もいます。
低価格。
すぐに読める。
故障もなく、メンテナンスをする必要もない。
実は機械が苦手、等々いろいろ利点があります。

カーナビが機械である以上、恒久的に使えるわけがありません。

どちらが素晴らしいという話ではありません。
それぞれの長所短所を吟味してから選ぼう、という話です。

ちなみにいえば、私は地図派です。
目的地の狭い範囲でなく、周辺地域の全体像までも見えるから、現在位置の確認ができる。
また、旅先で目的地が分からなければ、近くの人に聞けばいい。
コンビニだと地域密着型なので、店員はまず地元の人間だったりします。
そういう人達と、いろいろ会話ができる楽しみがあるのです。

また地図だと、無くしても痛くありません。
新しい地図は、また手にいれればいいのです。
むしろ3年も5年も経ちながら、同じ地図を使いつづけているのでは意味がありません。
その手軽さもあって、私は地図派です。

地図を調べるアイテムこそ、積極的に選びたいものです。
「最新型ナビ」だから、「地図が安かった」から。
そんな情けない理由で選ぶのは、ものすごく恥ずかしいことです。

デジタル・アナログを使い分けよう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

サイト内リンク