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#135 / 2002.02.26

faith 〜無宗教徒〜

一時期、某首相による「神の国」発言が物議をよびました。
マスメディアは面白おかしく報道していましたが、私には何で叩かれていたのかが未だにわかりません。

私はどの宗派にも属していません。
おそらく、我々日本人の大半はみずから無宗教徒だと意識しています。
そのわりには、古代から生けるもの万物に神が宿ると信じられてきました。
今でも冠婚葬祭に六曜を意識したり、祝いの盃や二礼二拍一礼など日本特有の慣習が残っています。
そうすると、日本人は「和教徒」なのかもしれません。

日本にも、独特の信仰があります。
世界規模でみれば少数派のユニークな信仰です。
でも国内では、大多数規模の信仰です。

世界が100人の村だったら、という本が売れています。
キリスト教徒は何人、イスラム教徒が何人と出ています。
もちろん、その中に日本の文字はありません。

でも、数が多ければいいというものではありません。
どの宗派を選ぼうが、信者の自由です。
クルマに置き換えて言えば、どのメーカーを選ぼうがドライバーの勝手だということです。
トヨタだろうとホンダだろうと、あるいは光岡自動車だろうと構わないということです。

しかし選択の自由は、自己責任の上に成り立っています。
最近の金融・保険業界がバタバタと倒れるのを見ると、改めて勉強しないといけないなと気づきます。
従来どおり、保険内容も覚えていない、預け先の状況も気にしないでは、我が身に降りかかります。
大手だから大丈夫などという保証は、まったくありません。

2001年9月11日、世界貿易センタービル崩落で保証金を許容量以上に支払った大成火災が倒産しました。
そこではじめて、「ソルベンシー・マージン比率」という言葉を耳にした人も多いはずです。
生命保険会社の支払い余力のことで、200%を超えていればひとまず安心だと、みんな勉強になりました。

選ぶ前に勉強しておくことは、とても重要です。
そのうえで、わからないことは販売員さんに聞けばいいのです。
安いからと安易に飛びつくと、修理費や維持費がかさんでトータルコストが上がってしまいます。
中古車選びと同じです。
きちんと整備してある中古車販売店ばかりではありません。
なかには、事故車を修理して売っているところもあります。
故障する不安を抱えながら所有するのは、精神的にもよろしくないです。
すると、販売店を信じるしかありません。

買い手と面と向かっているか。
無理やり売りつけたりしないか。
言った言葉に裏はないか。

中古車販売店では、新車ディーラーよりも人をみる目を養えます。
烏合の衆にならないように選ぶ側もそれだけ勉強しようよ、ということです。

自分の判断で選んでみよう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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