トップ > コラム > コラム No.133
 
トップ > コラム > コラム No.133

#133 / 2002.02.15

LICENCEE

運転免許保有者が7,500万人を突破しました。
16歳以上人口の、実に70%が運転できるという計算になります。
16歳以上と言うのは、二輪や大型も含めての数字です。
内訳は、男性58.4%、女性41.6%、また70歳以上は400万人弱で全体の5.2%です。

着実に免許保有者は増えています。
でも、全員がドライバーであるとは限りません。

ある時知人が、免許は30万円の身分証明書になってしまっていると言っていた事があります。
作っておけば「とりあえず」何らかの役に立つだろうという発想です。

「とりあえず」
この言葉は罪つくりです。
とりあえずのつもりなのに、時間や空間をガッチリ奪っていってしまいます。

とりあえず、あとで。
とりあえず、置いとこう。

やむを得ず保留にすることも、もちろんあります。
ですが、保留にしなければならないことなど、全ての動作からみたらわずか何%にすぎません。

保留だらけになることで、身動きが取れなくなっていきます。
例えばミスをした時、怒られそうだからと報告を保留にすると、あとで余計に怒られてしまいます。
ミスより、報告を遅らせたという論調になるのです。

また、ものを置きっぱなしにすると、片付けられずにものがたまってしまいます。
「もぅいいやぁ」とばかりに出しっぱなしのものが増えていってしまうのです。
巷では、ADHD(注意欠陥多動性障害)という片付けられない人達もいるようです。
たまにテレビで放映しているのですが、部屋中ゴミだらけで強烈な悪臭を放つ女の子がいます。
それも特定の女の子ではなくて、たくさんの女の子です。
どうやら、ADHDにかかっているようなのです。

でも、ADHDのせいにしてはいけません。
出した人間が責任持って片付けるのは、当然です。
小さい頃、特に母親から「出したら片付けなさい」と注意されたはずです。
幼稚園児だって片付けるのです。
ADHDだから片付けなくていい、そんなマヌケな話はありません。

ADHDは大げさだとしても、保留することで先延ばしにすると、必ず破綻します。
「狼少年」と同じです。
「あいつはまた保留するのか」ということになれば、誰からも信頼されなくなってしまいます。

まずは、現実に向き合ってみましょう。
とりあえずと手に入れただけでは意味がありません。

とりあえず、受験前に参考書を買って安心するのはやめよう。

サイト内リンク