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#127 / 2002.01.22

シグナルファイブ

私はウインカーを5回点滅させる癖があります。
車線変更のときは大抵、これです。

ごくたまに割り込まれたりして気が立っているときは、3回だったりします。
ですが、普通は5回点滅させています。

ウインカー一つに、人格が現れます。
ごく珠に、ウインカーをまったくあげないドライバーがいます。
この人は自分勝手です。
ぶつからずに車線変更できたからいいじゃないかというのは、論点のすり替えです。
合図無しに行動に移すのは、周囲に迷惑がかかります。

都心部へ行けばいくほど迷惑を顧みないドライバーが多いようです。
もちろん全てではありませんが、合図無し、路上駐車を見ているとやはり都心部が多いのです。

自分さえよければいい。
その思想は、確実にダメ人間です。

私は、公私の区別ができない人間はサルだと思っています。
「進化途中」ではなく、「すでに退化」という意味で、です。
右も左も分別のつかないような子供は、進化途中なのでサルです。
でも、道路と言う公共の場を私的に振舞うのは、サル。
票と私欲のために赤字高速道路を誘致するのも、サル。
あろうことか成人式で人垣にクルマを突っ込ませるのも、当然、サルです。

サルがのさばる時代になりました。

青森県下北半島。
天然記念物のニホンザルが大暴れして、人に危害を加えたり農作物を食い荒らしています。
かつての希少動物は、いまや子孫を増やして暴れ放題です。

殺されることも無く、好きなだけ食物にありつけてしまう存在。
人間にも多くいます。

親へのパラサイト。
ひきこもり。
意味も無いのに群れたがる自我無し人間。
非生産的な時間をすごしているようで、すごくもったいなく見えるのです。

もはや我々人類とサルの境界線は、無いのかもしれません。

人間とサルは、まさに紙一重です。
人として生きるか、サルして生きるか。

相手の喜び、苦しみ。
これに気づく感受性を失ったら、あなたは何のために生きているのでしょうか。

相手を捨てない。そして自分も捨てない。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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