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#120 / 2001.12.28

Lend or Borrow ?

にぎやかな音楽と共に消費者金融のCMがテレビで流されています。
よく見ると、結構、まぬけです。
「お金は無いけど見栄はある」と歌っては、黄色い看板しかない城下町。
かつては、銀色の宇宙人トリオも出てきました。
そもそも、オペラ歌手が歌ってるのを見ただけで笑顔になれる神経がわかりません。

わかりやすい法則があります。
「胡散臭いものほど派手」です。
前述のサラ金のCMしかり、かぶりもので登場する新興宗教しかり、です。
信頼性が高い企業ほど、いちいち「信頼」なんて言葉は出しません。

つぶれたサラ金業者が少ないことを考えると、借りる人が多いことが伺えます。
もしくは返済金利が異常に高いのでしょう。

私は、金融機関からお金を借りたことがありません。
返済にビクビクしながら生きるのは嫌です。
原則「常にニコニコ現金払い」です。

第一、物欲主義で無い私にとって、欲しいものなんかありません。

ものを貸してはいけません。
あとで人間関係がこじれるくらいなら、最初からあげてしまえばいいのです。
ものを借りてもいけません。
返さなければ、何も言われずに友を失います。

すべてのものはこの法則です。
お金だけでなくクルマもそうです。

学生時代、一度だけ他人のクルマを借りて運転したことがあります。
DJをしている友人のテクノライブを見に行った時でした。
彼はライブ開始1時間前にケーブルを忘れたことに気がついたのです。
そこにDJ以外で免許を持っているのは、私だけでした。
早速、そこで知り合ったDJ氏の愛車マツダファミリアで友人と行きました。

その時は無事、帰ってきました。
でも、本当はクルマを借りてはいけませんでした。
万一、他人のクルマで事故を起したら、持ち主であるDJ氏に責任が生じます。
そしたら、事故一つで永久に人間関係がこじれてしまいます。
それは痛いです。

貸す側は、返ってこないことを覚悟する。
借りる側は、己の信頼度を試されていることを覚悟する。
それができないなら、貸し借りはすべきではありません。

とにかく人は、与えた恩だけはしっかりと覚えているものです。
「あの時貸した救ってやった」とずっと覚えています。
でも恩を受けた側には、そこまでの意識はありません。

そうそう。
1つだけ、親や親戚に言いたいことがあります。
「よく昔はオシメとっかえてあげたもんだよ」なんて言われても、覚えていません。

貸すくらいならあげよう。

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