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#12 / 2001.06.04

モンスター280

速い。
とてつもなく速いです。
日本を代表するクルマ達は280馬力ものエンジンを搭載しています。

トヨタ・スープラや、日産・GT-Rのようなメーカーの顔となるスポーツカーだけではありません。
なかにはトヨタ・クラウンをはじめとする高級車。
スバル・レガシィ、日産・ステージアにみられるワゴン車。
さらに、SUVタイプの日産・エクストレイルも280馬力グレードを有しています。
街中、280馬力車ばかりです。

しかし、日本では走るところがありません。
さすがに「ありません」は極論です。
正確には、エンジン性能を目いっぱい引き出しにくいのです。
首都高速湾岸線ならともかく、坂路、コーナーの多い地方の高速道では、宝の持ち腐れだと思うのです。

欧州ドイツにはアウトバーンと呼ばれる高速道があります。
最高速無制限のこの高速道。
ここなら280馬力を持て余すことなく発揮できます。
しかし、そのために欧州までクルマを持ちこむなんて、現実的にはありえません。

むしろ280という数字にこだわるのは無意味ではないかと思うのです。
ホンダ・インテグラ、マツダ・ロードスター、スズキ・Keiスポルト等々、 最大出力こそ280馬力に及ばないとは言え、みなスポーツマインドあふれるモデル達です。
そういったクルマを積極的に全開まで操るところに、私は喜びを感じます。

カタログを飾る数字に踊らされていませんか。
運転する楽しみは数値化できません。

虚飾を見破ろう。

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