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#118 / 2001.12.14

ラッピングカー

広告で覆われたラッピングバスが走っています。
最近ではタクシー自体も広告媒体として活躍しています。
私がよくみるのは、車体にホームページアドレスが書いてあったり、屋根の上に小さな広告看板がついているタクシーです。

例えば、東京都内ではラッピングバスが解禁されてから2年近く経ちます。
意外とつい最近の出来事なのは、それまでは屋外広告物条例で禁止されていたためです。
近年になって、都市景観を損なわないような商品以外ならばOK、と解禁になりました。
おかげで街を走るバスには、たばこやサラ金以外のさまざまな商品が宣伝されています。

今では、都内全車両の42%がラッピングバスです。
走る広告塔ですから、商品広告、企業イメージアップに適しています。
実際には、作成におよそ100万円、維持管理に月額6〜20万円程度かかります。
毎日、バスが街中を走ることを考えれば結構安い額だと思います。

街を走る移動体はすべて広告になりうる要素があります。
そこに着目して、乗用車も広告媒体にしようという会社もあります。

広告ステッカーを車体に貼ったり、ラッピングカーを貸して一定距離走らせるシステムです。
後者はクルマを無料で貸してくれるので、都心部の学生さんにはちょうどいいかもしれません。
上手いシステムで、申込者はステッカーで報酬を、企業は安い商品広告になります。

でも、あまり見かけません。
ときどきラリーカーのレプリカに出くわすくらいです。
ツインリンクもてぎに行く途中で、大きく「YAHOO!」と貼られた黄色いニュービートルに会ったきりです。
毎日乗るクルマに、広告ステッカーが貼られているのは、なんだか何とも言えなくなります。

ラッピングカーメーカーに恨みはありませんが、広告は競技用車両に任せておきます。
自分の持ち物を広告媒体にしてまで稼ごう、とは思いません。

あぶく銭には目もくれない。

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