#11 / 2001.06.02
あいさつバス2
バスの運転手さんは面白い。
自分が乗客になったとき、好感が持てる人とそうでない人がいます。
好感が持てる人を私なりに挙げてみますと、芸達者と口達者、この2つになります。
- 芸達者
運転手さんの芸と言えば、当然、運転技術です。
しかし、しっかり過重移動ができている運転手さんはなかなか少ない。
走行中にブレーキを強く踏んだらどうなるか。
もちろん前のめりになります。
座れたときならばいいのですが、大抵は混雑しているので吊り革に掴まっていることが多いです。
腕や足で踏ん張らなければいけないので、かなり負担がかかります。
お年寄りや女性は辛そうです。
曲がるときも同じです。やはり減速しなければならないのでアクセル・ブレーキの連続です。
しかも仙台は城下町なので、細くコーナーが多い路線が多々あります。
いちいち運転手さんの顔を見ながら乗車しないので、過重移動に気を遣う運転手さんだととても嬉しいのです。
- 口達者
もう1つは話術のうまい運転手さんです。
これはトークで笑わせると言うことはありません。
状況を伝えてくれる運転手さんが口達者なのです。
例えば交差点で右/左折するとき、片側1車線しかない道ならば、道幅いっぱい使わなければ曲がれません。
当然、強い横Gがかかります。
運転手さんにしても、乗車しているこちらにしても1大イベントには代わりありません。
そんな時に「ハイ、曲がります」とハッキリ言ってくれたら嬉しい。
停車するときも同じです。
でも、ボソボソだったり、何を言っているかわからない案内だったら、むしろ聞きたくありません。
要は「曲がります」「止まります」と言って欲しいのです。
ですが、身をもって反面教師になってくれている訳ですから、自分が運転するときはまったく逆の事をすればいいだけのことです。
技術は磨けます。
しかし、いつ曲がるかいつ止まるか予想できないバスには、私は乗りたくない。
口達者な運転手さんなら、ちょっとぐらい縦G横G感じても乗りたいと思います。
あなたは運転手さんに不満を感じたことはありませんか。
それはすべて、あなたが誰かを乗せたときに抱かれた、悪いイメージなのです。
運転手さんに学ぼう。