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#108 / 2001.11.22

暖機ならし

初霜が降りました。
そろそろ暖機運転の季節です。
真冬の朝は、暖機が欠かせません。

雪国でなくとも、エンジンが冷えきっていれば暖機運転はしておきたいものです。
暖機は、文字通り機械を暖めることです。
エンジン回転が少し落ち着くまでアイドリングしておきましょう、ということです。

私の場合、冬場だと最低10秒は暖機をしています。
するとタコメータの回転が、少しだけカクンと落ちるのです。
私のクルマで言えば、1600回転(rpm)キープが1400rpmに落ちるのです。それまでに約10秒です。
できれば、水温計で完全に暖まったのを確認してから走りたいのですが、ガソリンの無駄です。
幹線道路に出る前に、回転が高い事を利用して1速でトロトロ走っています。
暖機運転は、気持ちよく走るための準備です。

同じことが、慣らし運転にもいえます。
オイルをしっかり潤滑系のすみずみまで行き渡らせるための、準備運動です。
これは、結構、重要なことです。
私がはじめてクルマを買ったときも、セールス氏からは慣らし運転を勧められました。
私はその通りに、最初の3,000kmまでは4,000rpm以上まわしませんでした。

しかし一方では、最近のクルマは壊れないから準備運動はしなくても良いという人もいます。
とあるクルマ雑誌に、慣らしは必要かといった記事が載っていました。
各メーカーに問い合わせたところ、特に必要なしという回答がもっとも多かったのです。
基本的には問題ないけどやりたければどうぞ、といったメーカーもありました。

どうやら、人によって正しい解答は異なるようです。

もしかしたら正しい解答なんて、今、誰も分かっていないものなのかもしれません。
あとの時代になって、正しいか間違っていたかと客観的に見えてきたりするものです。

こういうことはよくあります。
あの時こんな人生を選んでいたら、こんな決断をしていたら、どうなっていたのだろう。
この人生で本当に正しいのか、と顧みることは誰しもあります。

当時は正しいと思っていたことでも、後世になってから間違っていたと気づくかもしれません。
でも、当時の判断があったからこそ、新しい自分が生まれてきたということもあるのです。

私が通った高校は、最初はまったく考えてもいなかった実業校でした。
迷いながら、飛び込んでみました。
おかげで人脈が増えました。

大成功でした。
当時ではなく、今だからこそ、客観的に見えてくるものです。

それがあるから今がある。

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