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#106 / 2001.11.20

好かれない人

好かれる人ってなんでしょう。

小さいときは、みんなと仲良くしなさいと育てられました。
親としては、そう言うのが一番手っ取り早いでしょうから。

言われつづける側はたまったものではありません。
どんなに頑張っても自分はみんなと仲良くできていないのかと、不安になるものです。

不安にならないようにと、いじめや仲間はずれにあうのを怖がります。
ますます自信がなくなって、周囲の目を気にするようになってしまうのです。

悪循環。
こんなんでは、好かれるわけがありません。

好かれる人は、むしろみんなに好かれようとしていない人です。
例えば、2次会に出ない人。
1次会でさっさと帰るのに、ずるずる2次会3次会まで付き合う人より人気があったりします。
しかも他人には分からないような、独自の信念があり、それで一人で悦にはいっていたりします。
もちろん、見当違いな信念なんぞ誰も見向きもしないことは前提条件です。

好かれようとすると妙な媚びが出ます。
初対面で、口元がゆるみながらヘラヘラしていたら、媚びているように見えて気持ち悪いです。
逆に口元がきりっとしていると、それだけで好印象に映ります。それにかっこいい。

自身にコンセプトがないとヘラヘラで補おうとするものです。
これはクルマと同じです。

他人のコンセプトをパクったものほど、ダメなものはありません。
そこには、「こういうことをするために生きている」といった信念はありません。
パクるならパクるで、オリジナルにはない独自性が欲しいです。

例えば、トヨタ・bBは他社製品のコンセプトだけ頂いて、とうとう試作車を1台も出さずに市販してしまいました。
多種のエアロパーツで着飾っているのが、余計ユーザに媚びているようにも見えます。

販売戦略とはいえ、節操がないと思います。
今はよくても、次期型はないと見ています。

まずは、口元をきりっとさせましょう。

ヘラヘラでなくニコニコしよう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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