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#101 / 2001.11.10

予感と余韻

人を魅了するための奥義は、予感と余韻です。
クルマなら、イグニッションをひねるときの走りに対する予感。
ドライバーはドキドキします。
でも、予感だけで終わってはいけません。
ドライバーを魅了するクルマは、ここからが大事です。
走り終えてエンジンを切ります。
クルマを降りてドアを閉めます。

バタム。

これが営業バンのようなチープで甲高い開閉音だと、なんだかがっかりさせられてしまいます。
良いクルマほど、ドア開閉音の心地よさに気を遣います。
ここで、また乗ろうという気持ちになります。
余韻が気持ちいいと、人間はまた出会うことができます。

人間関係も同じです。
ことの最初も大事ですが、もっと大事なのはことの最後なのです。

もっと言えば、デートと同じです。
帰り際が爽やかだったり、つれなくされたりすると、また逢いたくなるものです。
ぐちぐち引きずったまま再会するのはよくないということです。

帰り際に勝負しよう。

追記(2011.11.02記)

文体を変更しました。

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