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#10 / 2001.05.29

あいさつバス

バスに乗ると、バス同士すれ違うことがあります。
こちら側の運転手さんとあちら側の運転手さんが軽く手を挙げてすれ違うのです。
交差点を通過するとき、対面していない信号待ち側の運転手さんに挨拶するときもあります。
ひとたび出発すると黙々とバスを運転しなければいけない運転手さんにとって、すれ違いざまの挨拶は、大事なコミュニケーションの一つに違いありません。

最近、新聞の家庭欄に面白い記事が載っていました。
気持ちを表わす道具をつけてはどうかと「サンクステイル」なるしっぽをつけようという内容でした。
屋根などに取り付け、振ることでありがとうの気持ちを伝えようというのです。

発想は面白いのですが、私は遠慮します。
「かわいい」以前に恥ずかしいです。
しかも黒いベンツやBMWにしっぽがついていたら、かわいいというより、むしろ怖いです。

私は手振りが大事だと思います。
感謝するときは軽く手を挙げる。
道を譲るときは相手に軽く掌を見せる。
私の場合、上に挙げた2つのサインを使い分けています。

見えなくてもいいです。
相手に気持ちだけでも伝わればいいのです。
サインを出したことによる見返りは、まったく求めていません。

むしろ見せなきゃいけない気持ちに駆られて、無理やりアピールする必要はありません。
悪意は無くても、どことなく見返りを求めているように見えてしまいます。

スマートな意思表示で、人間関係が円滑になります。
感謝と譲り合いのマナーを身につけましょう。

見返りより和を求めよう。

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